2016/08/12発行 ジャピオン877号掲載記事

ボストンぶらり街めぐり

 米国の歴史は、ピルグリムファーザーズが、メイフラワー号に乗り、現在のマサチューセッツ州プリマスにたどりついたところから始まります。古くからの伝統を受け継ぎつつ、新しく変わっていくボストンの街を四季折々の写真と共に紹介するコーナーです。

第94回 ケンブリッジ・アンティークマーケット

 避暑地には必ずと言っていいほどある、アンティークショップ。海水浴やハイキングに行ったついでに立ち寄り、掘り出し物の骨董(こっとう)品を探す醍醐味(だいごみ)に取りつかれた人も多いのではないでしょうか。古き良きアメリカをほうふつとさせる品々を眺めながら、ゆったりとしたひと時を過ごすと、酷暑で疲れた体も心も癒されるものです。

 そんな夏の風物詩を都会にいながら楽しめるのが、ケンブリッジ・アンティークマーケットです。地下鉄グリーンEライン終点・リーチミア駅のそばにあるこのマーケットは、100社にものぼるアンティーク業者がブースを借りて出店している、骨董品センターです。

 レンガ造りの大きな建物には、地下1階から地上4階まで、数えきれないほどの骨董品がぎっしりと並んでいます。地下にはインテリア雑誌で見かけるような重厚な木製家具の他、優雅な鏡台から豪華な布張りの椅子まであり、リビングとベッドルームの装飾品を一式そろえられそうです。

 同マーケットは、商品の価格がリーズナブルなことでも知られています。例えば、湾曲した脚付きのマホガニーの大きなタンスは575ドル、部屋のアクセントになりそうな、カラフルな1960年代のヒンズー絵画は495ドル。古風な趣あるセラミックの花瓶は大きいものでも40ドル程度です。使い込んだキャストアイロンのフライパンや、今は見かけないようなデザインのローリングピン(延ばし棒)などのキッチン道具も簡単に手に入ります。さらにレトロな気分を味わいたい人には、アバンギャルドな古着やアクセサリー、そしてタイプライターや写真機などもおすすめです。

 古い白黒写真や、ボストンをはじめとするマサチューセッツの昔の風景画、肖像画など、壁に掛けるだけでビーコンヒルの邸宅に住んでいるような気分に浸れる品物がたくさんあります。詳細は、www.marketantique.com/cambridg.htmをご覧ください。(ライターS)

第94回 ケンブリッジ・アンティークマーケット

れんが造りのマーケットは、建物もアンティーク感が漂う。壁に大きく描かれた動物たちがトレードマーク
所狭しと並んだ、お手頃価格の家具たち。ここなら運命の1点に出会えるかも?
マーケット内をぶらぶら歩くだけでも、昔のライフスタイルや流行をうかがえて楽しい

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