2016/07/08発行 ジャピオン872号掲載記事

ボストンぶらり街めぐり

 米国の歴史は、ピルグリムファーザーズが、メイフラワー号に乗り、現在のマサチューセッツ州プリマスにたどりついたところから始まります。古くからの伝統を受け継ぎつつ、新しく変わっていくボストンの街を四季折々の写真と共に紹介するコーナーです。

第90回 リビアビーチ

 長い冬が終わり、輝く太陽を満喫できる夏がやってきました。ボストニアンたちは、天気がいい日には「この太陽光線を逃すものか」と言わんばかりに、庭先や公園、近所のビーチで日光浴にいそしみます。特にボストンから北に位置するノースショアと呼ばれるエリアには、観光地化されていない、地元の人のためのビーチが点在しています。

 今回紹介するのは、ノースショアのリビアという街にある、リビアビーチです。ボストンから5マイルほど北にあり、市内からは車で約20分、地下鉄ではブルーラインのリビアビーチ駅まで約30分ほどで行けます。マサチューセッツ州のビーチの中でも最も歴史がある、アメリカ初の公営ビーチです。

 リビアビーチは、まずその大きさに驚かされます。ビーチ沿いの車道を端から端まで移動すると、車で20分かかります。さらに潮がひいている時なら、歩道から水辺にたどり着くまで数分かかることも。 夏のピーク時には各地から家族連れや若者たちが押し寄せてにぎわいますが、普段はとても静かな、地元の人たちの憩いの場として親しまれています。のんびり日光浴をする老人たちや、ビーチ沿いの歩道でウォーキングに励む主婦たちが行き交います。

 同ビーチで開催されるイベントの多さも人気の秘密です。映画上映会やシーカヤックなど、夏の楽しい思い出作りにぴったりのイベントが勢ぞろいしています。中でも「国際砂の彫刻フェスティバル(International Sand Sculpture Festival)」は特に有名で、ニューイングランド地方最大級の規模を誇ります。今年は7月22日(金)から24日(日)まで開催されますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。同ビーチでのイベントの詳細はreverebeach.comをご覧ください。

 観光地化されていないビーチは、その土地ごとの特徴や様子を垣間見ることができて楽しいですね。夏にボストンを訪れる際には、ビーチ遊びも楽しんでみてください。(ライターM)

第90回 リビアビーチ

どこまでも続く広い白砂のビーチ。都会の騒々しさを忘れて、のんびりとした時間を過ごすことができる
ビーチ前はアパートなどが並ぶ、静かな住宅街となっている。天気のいい日には絶好の散歩コースだ
ビーチ沿いにはイタリアンレストランやアイスクリーム店などが軒を連ねる。大きなビーチなので、車移動がおすすめ

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