2016/06/03発行 ジャピオン867号掲載記事

ボストンぶらり街めぐり

 米国の歴史は、ピルグリムファーザーズが、メイフラワー号に乗り、現在のマサチューセッツ州プリマスにたどりついたところから始まります。古くからの伝統を受け継ぎつつ、新しく変わっていくボストンの街を四季折々の写真と共に紹介するコーナーです。

第85回 ユニオン・スクエア

 ボストンで働く若者や学生に人気がある、ボストン郊外の住宅地サマービル。ここには、おしゃれなレストランや店が並ぶ広場(スクエア)が点在します。そのうちの一つのユニオン・スクエアは、地元の住民が行き交う活気あふれた商店街として知られています。広場を起点に道路が放射線状に分かれており、ハーバード・スクエア、ポーター・スクエアや高速93号線方面に続いています。地下鉄の駅からは離れていますが、ユニオン・スクエアにまで足を向けるようになったら、「ボストン通」だと言えるのではないでしょうか。

 何といっても、ここは世界各国のレストランが軒を連ねる、食道楽の天国。韓国、インド、東欧、そしてペルーなどさまざまなバックグラウンドを持つシェフたちが腕を振るう店がずらりと並び、学生がお茶をしながらラップトップと向かい合うカフェも多く見られます。アイスクリームやドーナツなどのデザートも充実しており、特に商店街の外れに位置する「ユニオン・スクエア・ドーナツ」は、ハフィントンポストやフードネットワークでも取り上げられたことのある人気のドーナツショップ。「メープルベーコン」「シーソルト・バーボン・キャラメル」といった、聞くだけでよだれの出そうなドーナツに引かれ、遠くから買いに来る人が後を絶たないとか。ビーガン用のドーナツもあります。

 夏場に広場で開催されるファーマーズマーケットもなかなかの人気。マーケットではライブミュージックの演奏もあり、ブルースバンド「東京トランプス」が出演することも。韓国・日本食料品店の「東洋食品」もあり、こういった店が近辺に少なかったひと頃は、日本人買い物客の姿も多く見られました。

 ユニオン・スクエアはサマービルで最も歴史のある商業地区で、19世紀にはれんがやガラス生産などで栄えました。当時は、ハーバード・スクエアとの間を、路上電車が頻繁に往復していたそうです。(ライターS)

第85回 ユニオン・スクエア

多国籍なレストランが並ぶユニオン・スクエア。歩いているだけでお腹が空きそうだ
人気の「ユニオン・スクエア・ドーナツ」。ユニオン・スクエアに来たら立ち寄ってみよう
和食が恋しくなったら「東洋食品」へ。日本食品がすぐ手に入るのは嬉しい

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