2016/03/04発行 ジャピオン854号掲載記事

ボストンぶらり街めぐり

 米国の歴史は、ピルグリムファーザーズが、メイフラワー号に乗り、現在のマサチューセッツ州プリマスにたどりついたところから始まります。古くからの伝統を受け継ぎつつ、新しく変わっていくボストンの街を四季折々の写真と共に紹介するコーナーです。

第72回 ニューイングランド水族館

 今回は、MBTAブルーラインのアクアリウム駅からすぐのところにある、ボストンで人気のスポットの一つ、「ニューイングランド水族館」を紹介します。

 館内に入るとまず、80羽以上の愛らしい姿のペンギンがお出迎えしてくれます。1日に2回、餌やりの時間がありますが、いつ行ってもものすごい人だかりです。

 ニューイングランド水族館の目玉は、何といっても、館内の中心にドンとそびえ立つ「ジャイアント・オーシャン・タンク」。1階部分をペンギン・プールに囲われたこの巨大タンクは、1969年の開館の翌年、当時、世界最大の円柱型水槽として登場しました。4階まで突き抜けた水槽に沿って、らせん状にスロープが設置されており、いろいろな角度から海の世界を楽しめます。1000匹以上の仲間と優雅に遊泳するアオウミガメの“マートル”は、タンク設置当初から住む一番の古株で、来場客みんなの人気者です。色鮮やかなサンゴ礁も見事で、最上階に行くと、幻想的な照明の下、タンクを真上からのぞき込めます。

 オットセイのトレーニングショー、ヒトデやカブトガニ、エイ、サメなどにタッチできるハンズ・オン・コーナーなど楽しいイベントも充実しています。タツノオトシゴ、熱帯魚、クラゲに、アマゾンに住むアナコンダやヤドクガエルなど、展示されている生物の種類が多いのも同館の特徴。また、例えばロブスターやサメの卵に光を当てて中の様子をのぞくことができ、実際のライフサイクルを観察できる展示など、海の生物について学べる工夫が満載です。併設のシモンズIMAXシアターでは、ニューイングランドで最も大きいスクリーンで、海洋生物や自然をテーマにした迫力ある3D映像が楽しめます。

 余談ですが、この水族館を設計したマサチューセッツを拠点に活躍している建築家ピーター・シャーメイエフは、大阪の水族館「海遊館」も手掛けたとか。どこか親近感を覚えますね。(ライターT)

第72回 ニューイングランド水族館

ボストンで人気のスポットであるニューングランド水族館。写真右は併設のシモンズIMAXシアター
かわいいペンギンたちがお出迎え。4階まで突き抜ける「ジャイアント・オーシャン・タンク」は圧巻
最上階からのぞき込める「ジャイアント・オーシャン・タンク」。ライトアップされたサンゴ礁も見応えあり

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