2014/10/17発行 ジャピオン784号掲載記事

ボストンぶらり街めぐり

 米国の歴史は、ピルグリムファーザーズが、メイフラワー号に乗り、現在のマサチューセッツ州プリマスにたどりついたところから始まります。古くからの伝統を受け継ぎつつ、新しく変わっていくボストンの街を四季折々の写真と共に紹介するコーナーです。

第2回 エメラルドネックレス

 ニューヨークのセントラルパークなど数多くの公園を手掛け、「アメリカ造園界の父」と呼ばれたフレデリック・ロー・オルムステッド。ここボストンにも、彼の手による「エメラルドネックレス」と呼ばれる公園群があります。

 アメリカ最古の都市公園で、ボストニアンの癒やしの場であるボストンコモンから、フランクリン動物園まで、九つの公園が全長11.2キロにわたり歩道や水路でネックレスのようにつながっています。

 それぞれの公園に違った趣があります。春の芽吹き、夏の深い緑、深い雪に覆われた冬。四季ごとの美しさを見ることができますが、今からの季節は、やはり紅葉が見どころです。その中でも個人的に好きなのは、ボストン市内から南西にあるアーノルド植物園。こちらはハーバード大学の植物園で、珍しい植物を見られます。また近くにあるジャマイカ湖は、紅葉を愛でつつ歩くには格好の場所です。

 その北側に位置するブルックラインは、日本人が多く住んでいることで知られています。エメラルドネックレスに囲まれ緑が多いこと、そして医療関係の企業、学校が多いエリアに近いことが人気の理由です。市内の現地小学校2校に日本人の先生が常駐していていることも知られています。またボストン市中心地から地下鉄で30分ほどの位置にあり、アクセスがいいことも魅力です。

 ブルックラインは、第35代大統領、ジョン・F・ケネディ生誕の地でもあります。5月29日のケネディ大統領の誕生日に近い週末に生家を訪ねると、お祝いのイベントが催され、カップケーキなどが振る舞われます。(Y)

第2回 エメラルドネックレス

エメラルドネックレスでは10月初旬から紅葉が始まる。
エメラルドネックレスの一つ、ジャマイカ湖のボートハウス。
エメラルドネックレスには、たくさんの生き物が住んでいます。一番存在感があるのがカナダグース。

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