2017/12/15発行 ジャピオン946号掲載記事

ボストン歴史街道

第39回 エミリー・ディキンソン博物館

 1800もの作品を書き上げ、19世紀を代表する詩人として世界的に評価されているエミリー・ディキンソン。彼女は1830年にマサチューセッツ州アマーストで生まれ、生涯のほとんどをこの地で過ごした。 

 少女時代は熱心に勉学に励み、自然に親しんだエミリー。最も執筆に集中したのは20代後半から30代前半の頃で、ちょうど南北戦争の時期と重なる。痛み、苦しみ、愛、自然など多岐にわたる情熱的な思いを、出版用としてではなく個人的に書きとめたエミリー。その奇抜な言葉選びのセンスと彼女自身の意思から、エミリーの作品が脚光を浴びたのは彼女の死後、20世紀以降のことだった。

 博物館はエミリーが生まれ育った家と、隣接する彼女の兄一家の住宅の2軒構成となっており、絵画や家具など歴史的な貴重品が展示されている。

Emily Dickinson Museum

TEL
413-542-8161
WEB
http://www.emilydickinsonmuseum.org
MAP
280 Main St. Amherst, MA 01002
生家「TheHomestead」は1813年頃に地域初のレンガ建築として建設され、保存状況の良さなどからも価値が高い(All Photo: Courtesy of Emily Dickinson Museum)
奇才・エミリーの性質や趣向は謎に包まれたままであり、さまざまな憶測が飛び交っている
館内ではエミリーの寝室を見学でき、窓からはエミリーの愛した庭園が見える

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