2017/10/06発行 ジャピオン936号掲載記事

ボストン歴史街道

第29回 ボストン茶会事件船

 「ボストン茶会事件船&博物館」には、1773年に起こったボストン茶会事件の舞台となった輸送船のレプリカが飾られている。

 イギリス政府は73年に茶法を制定、当時植民地だったアメリカに輸入される紅茶に高額の税金を課す。この茶税から免れるため、密輸が横行するが、イギリス政府は茶の密輸入を禁止し、東インド会社に茶の専売特権を与える法律を制定。さらに同社は通常の半額で茶を販売した。

 同年12月16日、課税と独占販売に反発した植民地側の急進派がボストン港に停泊中のイギリス東インド会社輸送船を襲撃。「ボストン港をティーポットにする」と叫び、約340個の茶箱を海に投げ捨てた。これがボストン茶会事件だ。

 博物館では独立戦争、茶会事件の歴史を学べるだけでなく、実際に船から茶箱を投げ捨てる体験ができる。

Boston Tea Party Ships & Museum

TEL
866-955-0667
WEB
http://www.bostonteapartyship.com
MAP
306 Congress St. Boston, MA 02210
ボストン茶会事件では、約340箱の茶箱(重さにして42トン)がボストン港から投げ入れられた
博物館には茶箱が飾られている他、船内のクルーの寝室なども見学できる
ボストン茶会事件は、独立戦争への引き金となった

バックナンバー

NYジャピオン 1分動画


利用規約に同意します
おすすめの今週末のイベント