2017/09/01発行 ジャピオン931号掲載記事

ボストン歴史街道

第25回 バックマン・タバーン

 レキシントンで最も歴史ある場所の一つが、酒場「バックマン・タバーン」だ。独立戦争が始まった1775年4月19日に、植民地軍のジョン・パーカー隊長が同店に本部を構え、英国軍を迎え撃った。

 同店は当時、地元のミニッツマン(民兵)、ジョン・バックマンが切り盛りしていて、地元住民や旅行客、そしてジョン・ハンコックやポール・リビアなど独立戦争の英雄たちまでもが、夜な夜な集う酒場だった。リビアが「真夜中の騎行」で英国軍の侵攻を知らせにレキシントンに到着したことで、酒場はたちまち戦いの本拠地となった。

 終戦後も、同店は街で最もにぎわう場所として変わらず営業。やがて商店を併設し、最終的に街で最初の郵便局に生まれ変わるなど、形を変えて市民を支え続けてきた。現在は国定歴史建造物として、街の観光業に一役買っている。

Buckman Tavern

TEL
781-862-5598
WEB
http://www.lexingtonhistory.org
MAP
1 Bedford St. Lexington, MA 02420
当時の酒場をそのまま再現したタップルームは、現在も見学可能。暖炉には、戦争当時の弾痕が残されている
建物は1710年に建設され、それ以来多くの市民が足を運んできた
タバーンのすぐそばには、同じく観光名所のミニッツマン像が立っている

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