2017/08/04発行 ジャピオン927号掲載記事

ボストン歴史街道

第21回 オーチャードハウス

 四姉妹の物語で、ルイザ・メイ・オルコットの自伝的小説である「若草物語」。彼女自身が20年近く暮らし、小説を執筆した邸宅がマサチューセッツ州コンコード市に歴史登録財として残されている。 

 1857年に父親のエイモス・ブロンソン・オルコットが12エーカーの土地と家屋を購入。二つの家屋をつなげて大きな邸宅として、1877年まで一家が暮らした。邸宅の周りに40本のリンゴの木が植えられていたことから「オーチャード(果樹園)ハウス」と名付けられた。

 邸宅は、オルコット家が住んだほぼそのままの形で保存され、家具なども一家が実際に使用していたものが残されている。エイモスが2階の部屋の二つの窓の間の壁に取り付け、ルイザが「若草物語」を執筆した白い半円のテーブルも見ることができる。

Orchard House

WEB
http://www.louisamayalcott.org
MAP
399 Lexington Rd. Concord, MA 01742
邸宅内に残されている家具は19世紀半ばに作られ、その約8割がオルコット家が実際に使用していたもの
「若草物語」を執筆したルイザの机。日当たりのよい窓際に作られた父親の手作り
超絶主義者のエイモスは邸宅付近に「Hillside Chapel」という哲学学校を創設した

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