2017/07/28発行 ジャピオン926号掲載記事

ボストン歴史街道

第20回 ウォルデン池

 約250エーカーの広大な森の中心に、ウォルデン池がある。夏には池のほとりで水遊びやウオーキングに興じる人も多く、コンコード市民の憩いの場となっている。

 この池は、コンコード出身の哲学者ヘンリー・デービット・ソローの回顧録「ウォルデン森の生活」(1854年)の舞台として世界的に知られる。ソローは45年に、友人で哲学者のラルフ・ワルド・エマーソンが所有していた同地の森の中に小さな木造小屋を建て、2年間自給自足の生活を送った。

 自然への敬意、そして環境保護の重要性をつづった同書は、「自然保護の父」と呼ばれた植物・地質学者のジョン・ミューアや、著書「沈黙の春」(1962年)で化学物質の危険を唱えたレイチェル・カーソンなど、全米の環境保護活動家に影響を与えたといわれる。

Walden Pond Visitor Center

TEL
978-369-3254
WEB
http://www.nps.gov
MAP
915 Walden St. Concord, MA  01742
ウォルデン池保留地の森の中にある、ソローが暮らした小屋のレプリカと、ソロー像。周囲はいつ訪れても静寂に包まれている
実際の小屋があった場所は少し離れた場所にあり、石碑が建っている
夏のウォルデン池は、コンコード市民にとって絶好の避暑地

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