2017/05/05発行 ジャピオン914号掲載記事

ボストン歴史街道

第9回 ボストン虐殺跡地

 ダウンタウンにある旧マサチューセッツ州議事堂。その東側に円形の石畳があります。ここは、独立戦争の最初の犠牲者が出た場所「ボストン虐殺跡地」です。

 1767年のタウンゼンド諸法制定で、厳しい税金を課せられた植民地の人々は、英国政府に強い不満を抱きました。70年3月5日、英国兵士が、抗議する民間人に対して暴行を働いたことで、民衆が集結し暴徒化。その結果、現場にいた民間人5人が、兵士による無差別射撃の犠牲になりました。

 事件後、英国軍指揮官ら8人が逮捕されましたが、検察は6人の罪を立証できず、2人は英国法の規定により、死刑を免じられました。このことで住民の独立の機運は盛り上がったことから、後に大統領になるジョン・アダムスは、この事件を「アメリカ独立の礎」と位置付けました。

Boston Massacre Site

MAP
206 Washington St. Boston, MA 02109
事件当日は雪の降る夜で、民衆は雪や氷を投げつけて、英国兵士に対抗したという
当時「キングストリート」と呼ばれていた事件現場。現在は「ステートストリート」と改称されている
射殺された5人の遺体はグラナリー墓地に埋葬されている

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