2017/04/21発行 ジャピオン912号掲載記事

ボストン歴史街道

第7回 グラナリー墓地

 2345基の墓石が設置され、5000体の遺体が埋葬されているグラナリー墓地は1660年の建設。ダウンタウンにあるこの墓地内には、アメリカ独立戦争のきっかけとなるボストン茶会事件で民衆を指導した、サミュエル・アダムスが眠っています。

 1773年5月にイギリス議会で成立した法律「茶法」に憤慨した、当時植民地のボストンの急進派が起こしたのが茶会事件。彼らは同年12月にボストン港に停泊中の貨物輸送船に侵入し、イギリス東インド会社の船荷である342個の紅茶箱を海に投げ捨てました。この出来事をきっかけに、植民地での独立の気運が高まり、独立戦争へと発展しました。

 銅板で作られたサミュエル・アダムズの墓標が緑青色になっている様子から、アメリカ独立戦争から300年というときの流れを感じさせてくれます。

Granary Burying Ground

MAP
Tremont St. Boston, MA 02108
ベンジャミン・フランクリンを輩出した名家、フランクリン家のモニュメントがグラナリー墓地のランドマーク
茶会事件での指導者サミュエル・アダムスの墓標。アダムスは後にマサチューセッツ州副知事になった
墓地に隣接している観光名所のパークストリート教会。独立戦争時には弾薬庫として使われた

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