2016/09/23発行 ジャピオン883号掲載記事

第12回 夏から秋への肌準備セルフエステ

 肌のトラブルのもととなる日焼けを予防するサンスクリーンは欠かせないものですが、同時に毛穴を詰まりやすくします。特に夏は多用するため、肌への負担も大きくなりますね。秋に向けての肌準備の第一歩は、毛穴のディープクレンジングをして、夏の間にたまった角質を取り除くことです。できれば、エステサロンでそのためのフェーシャルを受けてほしいですが、自宅でもできる角質除去セルフエステがありますので、ご紹介しましょう。

酵素で角質除去

 スクラブと酵素の2種類のエクスフォリエート(角質除去)法があります。40代以上の方には、スクラブより酵素によるピーリングタイプの方が肌に優しいでしょう。

 まずは、いつも使っているクレンザーで顔を洗います。次に、蒸しタオル(ぬらしたタオルを電子レンジで温めれば出来上がり)で顔を温めてから、どちらか好きな方法でエクスフォリエートします。

 市販のピーリング用スキンケア商品を使ってもいいですが、自分で作りたい方は、リンゴをおろしたものに、レモンの絞り汁とアーモンドオイル(ホホバオイルでもOK)を混ぜ、5分ほどパックしてください。リンゴとレモンの酸に自然なピーリング効果があります。オイルは、油脂補給という役割もありますが、主にリンゴとレモン汁をつなぐために使います。他にも、赤ワイン、牛乳などを肌に直接つけても良いでしょう。

 スクラブの方がいいという方は、すりごまをホホバオイルや黒蜜などと混ぜると、天然スクラブができます。スクラブする場合は、指先で軽く小さい円を描くようにして、部分ごとに丁寧に。大ざっぱにゴシゴシこすると、肌を傷めてしまうので要注意です。

ハチミツで保湿パック

 角質を除去したら、次は保湿。夏はクーラーや紫外線で肌は乾燥しています。ホホバオイルやグレープシードオイルなどでまずマッサージし、血行を促すと同時に油脂を補います(マッサージの方法は第10回参照)。蒸しタオルでオイルを拭き取ったら、ハチミツで 5分間の保湿パック。ハチミツには抗菌・治癒効果があります。

 ハチミツを蒸しタオルで拭き取ったら、冷たい水で顔を洗い、毛穴を引き締めてください。トナーを冷蔵庫に入れておき、洗顔後の拭き取りに使うのも良いアイデアです。最後に、いつも使っているクリームや乳液をつけて終了です。

 夏の間にできたしみをセルフエステで解消するのは難しいので、まずはしみができないように、しっかり予防することを心掛けましょう。そして、できてしまったら専門家にご相談ください。

肌にやさしいクレンジング

リンゴをすり、レモンの絞り汁とホホバオイルを適量混ぜたものを、顔に伸ばして 5分。リンゴとレモンの酸で、天然の酵素ピーリングに

NATUROPATHICAブランドのパンプキン酵素配合のピーリングパック(左)と、カラスムギ成分を配合したクレンジング(右)。どちらも肌にやさしいタイプ

上記のパックの中身。カラスムギパックは保湿力も抜群(上)。パンプキンパックは甘い香りでアロマテラピー効果もあり(下)

バーンスティーン静さん

フェーシャル、永久脱毛などの総合エステサロン「Shizuka New York Day Spa」オーナー。NY州・NJ州州認定コスメトロジスト。New York誌で「ベスト・フェーシャル」に選出。
Shizuka New York Day Spa
7 W. 51st St., 6th Fl. (bet. 5th & 6th Aves.)
TEL: 212-644-7400www.shizukany.com

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