2016/09/16発行 ジャピオン882号掲載記事

第11回 しわ、たるみ、しみをカバー

 肌のしみやくすはもちろん、小じわやたるみもメークでさりげなく隠すことができます。基本的に小じわ、しみ、くすみは、肌の保湿とベースをしっかり施し、コンシーラーで顔全体のトーンを整えるだけでほとんど隠れます(詳細は第3回参照)。

 それでも隠れない場合は、リキッド・コンシーラーを少量、隠したい部分に乗せ、指で周囲の肌の色になじませるように伸ばすと、目立たなくなります。ほうれい線も同じ要領で、2、3カ所にリキッド・コンシーラーを乗せて伸ばしましょう。

 さて、「しみやくすみならともかく、たるみは隠せないでしょう」と諦めている方に、ぜひ試していただきたいのが、「シェーディング」というテクニックです。

たるみもカバーする
小顔メーク・テク

 シェーディングをマスターすれば、フェースリフト効果と小顔効果により、引き締まった顔を演出することができるのです。決して難しくありません。年齢にかかわらず、知っておくと得するメークテクニックです。必需品は濃いめのブラウンの固形パウダー、またはクリームタイプに近いスティック型ファンデーション。夏はパウダーよりも、スティック型の方が落ちにくいと思います。

 頬骨の上辺りから輪郭に沿って顎の線に濃いブラウンを乗せていきます。パウダーならブラシで、スティック型なら指で軽くポンポンと肌をたたくようにして伸ばしてください。遠慮しないで、思い切って輪郭を変えるくらいの気持ちで。同様に、おでこの髪の生え際の真ん中から左右両方向に、髪の生え際に沿って耳の横くらいまでブラウンを乗せます。これで、顔の輪郭が小さく、顎の線が上がって見えます。

ハイライトで
コントラストをつける

 シェーディングを施した頬骨のすぐ上、つまり目のすぐ下には、白っぽい光系のハイライト(固形)を、内側から外に向けて、小さめのブラシでさっと一筆入れます。おでこと鼻筋の「Tゾーン」には、少し大きいブラシで同様に。要するにシェーディングでダークにした部分と、明るいハイライトの部分の「コントラスト」による「引き締め効果」です。

 目の周辺360度に、白っぽい光系のハイライトを軽く乗せると、さらに目元をスッキリさせ、コントラストを強調することができます。顔が明るく、涼しげな印象になります。

 そして仕上げのチークは、シェーディングのすぐ下、頬骨から斜め上方向=目尻に向かってさっと。年配の方ほど、チークの色は明るいコーラルピンク系を使うと、若々しいイメージになります。

小顔に見せるシェーディング・テク

頬骨から耳の方向、輪郭に沿って顎の線に、そして額の髪の生え際に沿って、ブラウンの色を乗せる

白っぽい光系のハイライト(固形)を目の周り全体に入れると、表情が明るくなる

ほうれい線を隠すには、リキッド・コンシーラーを2、3カ所に少量つけて伸ばす

メーキャップアーティスト
WATARUさん

東京生まれ。日本では舞台メークに携わり、2014年来米後は撮影用メークを手掛ける。SALONVIJINを拠点にメークレッスン、化粧品の買い物にも同行(80ドル/1時間)。アーティストとして個展も開く。microcosmo.info@gmail.com

NYジャピオン 1分動画


ただいま配布中発行

巻頭特集
バッグス・バニーやトムとジェリー、そしてディズ...

   
Back Issue 9/14/2018~
Back Issue ~9/7/2018
利用規約に同意します
おすすめの今週末のイベント