2016/09/02発行 ジャピオン880号掲載記事

第9回 秋に向けた、しわ・しみケア

 強い日差しや暑さの厳しい夏も終わりを迎えつつあるこの時期、皆さんのお肌は「夏バテ」していませんか。紫外線をはじめ、さまざまなストレスを乗り越えたあとの肌は、ダメージを受けて疲れ果てた状態。乾燥や小じわ、くすみが目立ったり、化粧ノリが悪いと感じる方も多いのではないでしょうか。

素肌力を取り戻そう

 秋を迎えるお肌の状態は、紫外線やエアコン、日焼け止めや厚めのメーク、そしてお出掛けなどによる疲れなど、あらゆるストレスを受けて、新陳代謝が低下し、乾燥して肌のバリア機能が乱れやすくなっています。皮膚表面の乱れた肌は、柔らかさを失いゴワついて、肌色もくすみがちになります。また、継続的な乾燥は肌内部のうるおいも奪い、皮膚の生まれ変わりを滞らせ、しわやしみの原因にもつながります。

 夏バテ肌のダメージを冬に持ち越さないためにも、この時期のスキンケアはバリア機能を正常に戻すケアがとても大切。美白アイテムなどスペシャルケアに手が出がちですが、まずは肌状態を整えて「素肌力」をアップさせましょう。

秋口のスキンケアの
ポイント

 お肌のバリア機能を整えるためには、まず乾燥した肌表面をうるおいで満たすことが大切。いつもより少し多めに化粧水を使用したり、携帯用の保湿スプレーを活用してこまめに保湿しましょう。また、くすみが気になる方は、朝のスキンケア時もクリームを使用して日中の乾燥を防ぐことをお勧めします。夜のお手入れ時には、栄養たっぷりのフェースマスクも取り入れましょう。

 また、代謝が低下した肌では古い角質が肌表面に蓄積しやすく、くすみや小じわなどの原因に。肌の生まれ変わりを助けるために、たまった老廃物を取り除くエクスフォリエーション(角質除去ケア)として、スクラブ洗顔やソフトピーリングを活用しましょう。角質ケアは週に1回が適当です。ケアの後も必ず充分な保湿を忘れずに。

 簡単なマッサージも、肌の代謝を正常に戻すケアとして効果的です。お手持ちのクリームを少し多めにとって使っても良いですが、リッチなタイプのマッサージオイルで軽く肌の上をクルクルとマッサージするだけで、血液の循環が促進され、栄養の巡りが良くなり、皮膚の生まれ変わりをスムーズにします。朝のくすみが気になる方は、朝のお手入れ時にも取り入れると化粧ノリが変わってきます。

 お肌にたまった疲れとダメージがしわやしみの原因につながる前に、お肌のもともと持つ力を取り戻して体力のある素肌を目指しましょう。

素肌力をアップするアイテム

Classic Rice  Enzyme Powder (Tatcha) 緑茶や米ぬかの他、パパインや真珠パウダーを配合して角質や汚れを除去する、エクスフォリエ―ション洗顔パウダー

Benefique-Advanced Mask (Shiseido) ブライトニング&アンチエージング成分配合のクリームタイプのフェースマスク。細胞再生を促進して睡眠中に若々しい肌に導く

Retinol 1.0 (SkinCeuticals) コラーゲンやエラスチンなどをの生成を助け、皮膚の新陳代謝を促すレチノール(ビタミンA、誘導体)高配合のナイトクリーム

スキンケアコンサルタント
MAIKOさん

九州大学農学部大学院卒。約8年間、日本の大手化粧品会社で研究開発に携わった後、来米。肌に悩みを抱える人に対し個別にカウンセリングをし、最適な化粧品やケア方法をアドバイスするスキンコンサルタントとして活動している。
maikoskincare@gmail.com

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