2016/08/19発行 ジャピオン878号掲載記事

第7回 ニキビ肌の化粧法

 ニキビがある時は、悪化させないように、化粧はしない方がいいと思っていませんか?そんなことはありません。きちんと肌の準備をしてからメークを施せば、ニキビを悪化させることなく、メークを楽しむことができます。そのメカニズムと、ニキビを隠すメーク・テクニックを解説しましょう。

保湿と下地でバリア

 5分間の化粧水パックによる保湿と、下地クリームを塗って肌を準備するプロセス(第3回参照)は、普通の肌の場合も、ニキビ肌の場合も同じです。肌に水分を浸透させ、その状態で下地クリームを塗ることで、肌にバリアを張ると考えてください。

 次に、SPFクリーム(30程度で十分)で紫外線対策をし、クリームタイプのコンシーラーで顔全体のトーンを整えます。特にニキビ肌に優しいとされるSPFクリームやコンシーラーはありませんが、水分と下地が、その上から塗る成分をバリアします。

 逆に、保湿と下地を怠ると、コンシーラーが肌の奥、ニキビの根元まで入り込み、どんどん肌の状態を悪くします。また、ニキビだけを集中的に隠そうとするよりは、顔全体をコンシーラーで薄くカバーする方が自然に仕上がります。

コンシーラーを味方に

 それでも気になる場合は、クリームタイプよりカバー力に優れたリキッドタイプのコンシーラーを部分的に使うと効果的です。隠したい部分に少量をつけ、指を使って肌になじませるようにポンポンと軽くたたきながら薄くのばし、周りの色になじませていくといいですよ。これには、ブラシやスポンジよりも指の方が適しています。コンシーラーの色は、顔全体に使ったクリームタイプと同じものを選んでください。

 そして、帰宅時の化粧落としは大事です。最も効果的に、肌に優しくメークを落とせるのは、コットンに染み込ませて拭き取るタイプのクレンジングウオーターです。特におすすめしたい商品は、クレンジングと化粧水一体型の「BIODERMA」というブランド。拭き取りと同時に、水分補給もしてくれるという優れもの。ただ、それでも追加で化粧水をつけることをおすすめします。

 拭き取った後、どうしても洗顔フォーム(泡)で洗い流したい人は、肌に優しいオーガニック系の商品を選びましょう。

 最後に、ニキビは体質もありますが、改善するには食生活や日常生活の見直しも必要でしょう。

 また、化粧で隠さなくてもいいように、日頃から化粧水パックとクリームで保湿を心掛け、肌のコンディションを保つ努力をしていれば、ニキビができにくい肌になります。

ニキビ肌メークのポイント

Sensibio H2o MicelleSolution  (BIODERMA) クレンジングと化粧水一体型の商品。コスメ専門店のリッキーズなどで購入できる

クリームタイプのコンシーラー(右)とリキッドタイプのコンシーラー(左)。クリームタイプはブラシで、リキッドタイプは部分的につけ、指でなじませる

メーキャップアーティスト
WATARUさん

東京生まれ。日本では舞台メークに携わり、2014年来米後は撮影用メークを手掛ける。SALONVIJINを拠点にメークレッスン、化粧品の買い物にも同行(80ドル/1時間)。アーティストとして個展も開く。

microcosmo.info@gmail.com

www.salonvijin.com

 

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