2016/08/12発行 ジャピオン877号掲載記事

第6回 夏のニキビ肌対策

 夏真っ盛りのニューヨーク。野外イベントや夜のお出掛けを楽しむ一方、暑い日が続くと、冷房の中で過ごす時間が多くなったり、冷たいものばかりが食べたくなる人も多いのではないでしょうか。こうした夏の生活習慣が、大人のニキビや肌の不調を引き起こすことも少なくありません。

肌の〝夏バテ〟
ニキビの原因

 夏にニキビや吹き出物が出来る原因は、大きく分けて二つあります。まずは、気温が高いことで皮脂の分泌が過剰になり、普段は弱酸性に保たれている肌表面が、アルカリ性に偏ってニキビの原因になる菌が繁殖しやすくなること。厚めのメークや日焼け止めも、肌に残ると皮脂と一緒に毛穴に詰まり肌トラブルの原因となります。

 また、冷房や冷たい食べ物などによる体の冷え、ストレスや疲れによるホルモンの乱れも、ニキビの原因に。体が冷えることで肌の新陳代謝が低下し、乾燥して老廃物が蓄積し、ニキビをはじめとする肌の不調につながります。

 ニキビには段階があり、白や黒を過ぎた赤ニキビや黄ニキビは、炎症を起こした状態。その場合はなるべく早く皮膚科を受診しましょう。

夏ニキビ対策の
ポイント

 ニキビは毛穴の入り口が皮脂や汚れで詰まり、放置すると炎症を起こすもの。まずは日々の洗顔をしっかり丁寧にすることが予防の大前提です。寝ている間も分泌している皮脂を取り除くためにも、朝も洗顔料を使って洗顔します。

 また濃いめのメークや強い日焼け止めを使用した際などは、オイルやミルクタイプのクレンジング剤を使って、汚れをしっかり落とします。さらに、肌の色がくすみがちになったり化粧ノリが悪いと感じたら、代謝が低下して老廃物がたまりやすい状態になっている証拠です。スクラブやピーリングのアイテムでエクスフォリエーション(角質ケア)を取り入れましょう。

 しっかり肌をキレイにした後は、普段よりも念入りな保湿を忘れずに。ストレスでホルモンバランスが乱れているときなどは特に乾燥しやすい状態にもなっています。化粧水を使う際は、普段使っている量を少しずつ何回かに分けて使いましょう。手のひらに広げてから、やさしく肌を押さえるようにハンドマスクをして化粧水をなじませると、より効果的です。

 体の冷えの対策もスキンケアに効果的です。ヘソの少し下をホットタオルや専用のお灸(きゅう)などで温める代謝促進法や、体を温めるショウガやビタミン豊富な食材を食事に取り入れ、体の内側と外側の両方からケアしていきましょう。

ニキビ肌用スキンケアアイテム

InstaMatte™  Oil-Control  Mask(Murad)

余分な皮脂や老廃物を取り除き肌を健康に保つ、洗い流すタイプのマスク。グレープフルーツのエキスを配合し、毛穴の引き締め効果も発揮

IBUKIMulti  Solution Gel (Shiseido) サリチル酸配合でアクネ菌の繁殖を防ぎケアするジェル。ストレスによるダメージを抑えながら保湿する

Balancing  Hydration (Earth Tu Face) カモミールエキスとキャロットシードエキスが、抗炎症効果と抗ストレス効果で肌を健康な状態に整える

スキンケアコンサルタント
MAIKOさん

九州大学農学部大学院卒。約 8年間、日本の大手化粧品会社で研究開発に携わった後、来米。肌に悩みを抱える人に対し個別にカウンセリングをし、最適な化粧品やケア方法をアドバイスするスキンコンサルタントとして活動している。

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