2016/07/22発行 ジャピオン874号掲載記事

第4回 汗対策② 汗に強いアイメーク

 汗をかいても落ちにくいアイメークは、まずは肌(下地)をきちんと作ることから始まります。化粧前にする目の周辺の肌の保湿、下地クリーム、コンシーラーという手順(前号参照)を踏んだ上で、正しいアイメーク用品を選ぶことで、夏のアイメークが楽しくなります。

クリームタイプに
技あり

 アイシャドーは、同系色の薄い色をベースとして目の上にのばし、濃い色を目の端やまぶたの上にアクセントでつけます。ベースの薄い色のシャドーには、汗をかいても落ちにくいクリームタイプをお薦めします。ウオータープルーフである必要はありません。指で目の上の肌をたたくようにして、薄くのばします。

 濃い色の方は、パウダータイプで大丈夫です。仮にこれが汗で落ちても、薄い色のクリームタイプがしっかり残っているので、汚く見えることはありません。

必ウオータープルーフ

 次にアイライナー、マスカラと続きますが、これらはウオータープルーフのものを選びましょう。

 アイライナーで落ちにくいのは断然ジェルタイプです。しかも、つけた後すぐに乾きます。小さな容器に入っているので、極細のブラシに少量をつけて、目の上のまつ毛の生え際に、内側から外側に向かってスーッと細く線を引きます。その後、リキッドタイプのアイライナーで、その上をさっとなぞると、さらに落ちにくくなります。

 ちなみにアイライナーの色ですが、シミやくすみ、シワが気になる方は、黒を使うといいでしょう。目がはっきりするので、周りのシミやシワから相手の視線をそらします。「目の錯覚」を利用した色のテクニックですね。

 マスカラは、「長くなるタイプ」や「ボリュームタイプ」などいろいろありますが、どれもそんなに違いはありません。ウオータープルーフであれば大丈夫。自分が使いやすいものを選びましょう。

 まずはビューラーでまつ毛をカールし、まつ毛の下から上に向かって3回くらいつけます。必ずつけ過ぎが生じるので、スクリューブラシ(マスカラブラシの形をしたブラシ)で余分な分を除去します。これが、汗などで余ったマスカラが目の下に落ちてこないようにする秘訣(ひけつ)です。

 最後に眉毛ですが、これはパウダータイプで、毛の間の隙間を埋めるようにつけると、ペンシルで描くより自然に仕上がります。その上に、「ブローコーティング」といって、ちょうどマニキュアのトップコートのようなものをさっと塗ると、汗でもパウダーが落ちてきません。夏の眉毛メークの必需品です。

汗に強いアイメークのポイント

濃い色のアイシャドーのベースはクリームタイプを。目の上全体に薄くのばす

アイメークは、季節に適したプロダクトを選ぶことがカギ。極細ブラシが大活躍

眉毛パウダーを固めて落ちにくくする、夏の眉毛メークの必需品「ブローコーティング」

メーキャップアーティスト
WATARUさん

東京生まれ。日本では舞台メークに携わり、2014年来米後は撮影用メークを手がける。SALON VIJINを拠点にメーク・レッスン、化粧品の買い物にも同行(80ドル/1時間)。アーティストとして個展も開く。

microcosmo.info@gmail.com
www.salonvijin.com

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