2016/07/01発行 ジャピオン871号掲載記事

第1回 すっぴん美人の大敵「日差し」対策①

 いよいよ7月を迎え、夏らしい日差しがまぶしいニューヨーク。お出掛けのときに紫外線対策を意識する人も増えてきたのではないでしょうか。すでに5月から急激に増え続けている紫外線量は7月、8月にピークを迎えます。紫外線のダメージはシミやシワの原因となるだけでなく、深刻なものでは皮膚がんや免疫の低下などにつながることもあり、国を挙げたヘルスケア対策を実施するところもあるほど。健康的な素肌のすっぴん美人にとって、紫外線対策は不可欠といえます。

紫外線対策の基本

 紫外線(UV)にはUVAとUVBがあり、私たちが日頃浴びている紫外線の90%はUVAです。肌の土台の真皮層まで届き、活性酸素を発生させてシワの原因になったり、シミの元であるメラニンの過剰な産生を促します。UVBはわずかな量しか肌に届きませんが、有害性が高く皮膚ガンや炎症につながると言われています。

 これらUVAやUVBに対する防御機能の指標として日焼け止めなどに使われているのが「SPF」「PA」です。SPFはUVBから「どれだけ長く肌を守るか」、PAは、UVAのダメージから「どのくらい肌を守るか」を示す指標です。日常のちょっとした外出などではSPF10〜30程度、レジャーや日差しの強いリゾート地などではSPF40〜50程度のものを状況に応じて選択しましょう。アメリカではPA値は使われませんが、UVA、UVBともに同等レベルで防止する製品には「Broad Spectrum」(広波長での紫外線防御)という表記がしてあります。

肌に優しい
紫外線対策

 日焼け止めの使用で大切なのは、小鼻の周りなど細かい部分にもまんべんなく塗り、必ず数時間ごとにこまめに塗り直すことです。また、長時間の外出やビーチ等強い紫外線が予想される時は特に、日焼け止めに加えて、つばの広い帽子(7センチメートルのつばで紫外線が60%カットされるといわれます)、長袖やサングラスの着用を心掛けましょう。

 実は顔よりもデリケートといわれる、唇、ヘアには専用のサンスクリーンが便利です。

 肌が弱い人は特に、日焼け止めの前にしっかり保湿することをお忘れなく。クリームなどによって肌をコートすることで、日焼け止め成分が直接肌に接触するのを防ぎます。日焼け止め製品を選ぶ際には、紫外線吸収剤が不使用のもの、炎症を抑える成分が配合され、保湿効果の高いものがベターです。健康的で若々しい素肌をキープするためにも、正しく選んで正しく活用しましょう。

おすすめ日焼け防止アイテム

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Sport SPF 50 Spray (Coola)

キュウリ、海藻、ストロベリーエキスを配合したスプレー式の日焼け止め。アンチエージング成分を含み、紫外線からのダメージを軽減


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Super Fluid UV Defense MINERAL (Kiehl’s)

オイル、パラベン、香料、着色料フリーで、肌に優しく、さらっとした付け心地。BroadSpectrum SPF 50+


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Ultimate Sun Protection Lotion (Shiseido)

ミネラルベースで、紫外線吸収剤やパラベン、香料など不配合なので、敏感肌や子供にも安心して使える。Broad Spectrum SPF 50+

 

スキンケアコンサルタント
MAIKOさん

九州大学農学部大学院卒。約8年間、日本の大手化粧品会社で研究開発に携わった後、来米。肌に悩みを抱える人に対し個別にカウンセリングをし、最適な化粧品やケア方法をアドバイスするスキンコンサルタントとして活動している。
maikoskincare@gmail.com

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