2016/06/10発行 ジャピオン868号掲載記事

幸せ香りライフ

今月のテーマ

肉体の疲れを癒やす
②筋肉痛にもアロマが効く!

 先日は晴天に恵まれる中、子供の運動会に出掛け、頑張って応援をしてきました。私自身が出場する種目はありませんが、それでも太陽の下での長時間の応援は、正直疲れました(笑)。こんな日は、決まってクラリセージの精油を入れたアロマバスに漬かり、ゆっくりと体の疲れをほぐすようにしています。

 クラリセージは以前、安眠を得るために使うと良いとご紹介しましたように、とにかく心身共に「深~い」リラックスを与えてくれる香りです。その理由は、筋肉をしっかりと弛緩(しかん)してくれる効果があるから。翌日に疲れを持ち越したくない時や、肉体的に疲れる作業をした時などは、クラリセージのアロマバスがおすすめです。

筋肉痛に効くアロマ

 いくら注意をしても、筋肉痛になってしまうことはありますよね。そんな時も、アロマを取り入れたケアがおすすめです。

 筋肉痛が起こる原因は諸説あり、以前は疲労物質の乳酸が筋肉にたまるためとされてきました。しかし、最近では、激しい筋収縮で損傷した筋繊維や、その周辺組織が炎症を起こし、痛み物質が筋肉を刺激するためだと考えられています。いずれにせよ、疲労物質や痛み物質を取り除き、筋肉を正常な状態に戻してあげたいものです。そのためには、やはり血液やリンパ液の循環を良くするのが良いでしょう。

 おすすめの精油は、シトロネラやレモングラスです。柑橘(かんきつ)系の爽やかな香りは、スパにいるような感覚、もしくは虫よけ剤のにおいを連想される方もいるかもしれません。この香りには、軽い鎮痛作用に加え、血流を促す作用もあります。さらに、筋肉や腱(けん)の働きを高めるとされており、まさに筋肉痛のための精油です。

 運動し過ぎた日や、筋肉痛がある時は、これらの精油を他の精油とブレンドし、さらに植物油で2%以下に薄め、患部に塗り込みながらマッサージしてあげるといいでしょう。

むくみにも効果あり

 ブレンドする他の精油としておすすめなのは、ジュニパーベリーです。デトックス効果に優れ、リンパ液や血液(静脈)の流れを促進する働きがあるため、シトロネラやレモングラスとの相性はばっちり。

 このブレンドは、疲労により体がむくんでいる時にも効果的です。疲れがひどいと、疲労物質や痛み物質のせいで、むくみが生じ、さらにそれが疲労を生む、という悪循環に陥ってしまいます。まずは、疲労をためないように心掛け、それでももし、筋肉痛やむくみが出てしまった時は、疲労物質や痛み物質を排出し、リンパ液や血液の循環を良くする精油で、体を癒やしてあげましょう。

桜本リエコさん

LOHASコーディネーター、ARC認定アロマセラピスト。プライベートシェフとしても活動。www.yuruloha.com

今週の精油

シトロネラ(Citronella)

【学名】Cymbopogonnardus【科名】イネ科【抽出方法】水蒸気蒸留法【産地】イスリランカ、マダガスカル【ノート】トップ【香りの系統】柑橘(かんきつ)系【香りの強さ】強 【効能】レモングラス同様、真菌に対する抑制効果や、疲労物質を排出する働きで知られ、スポーツマッサージなどでも使用される。高濃度で使用すると皮膚刺激があるため、必ず全体量の1%以下にまで希釈すること。妊娠中の使用は避ける。

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