2016/06/03発行 ジャピオン867号掲載記事

幸せ香りライフ

今月のテーマ

肉体の疲れを癒やす
①冷やす痛みと温める痛み

 先日、高校生の息子がなんとぎっくり腰になってしまいました!毎日、重たいバックパックを片方の肩に掛けて通学しているので、背骨がゆがみ、腰や背中を痛める子供が多いと、かかりつけのドクターに言われてビックリ。そんな息子のケアに、今回も精油が大活躍でした!

 選んだのはペパーミントの精油。清涼感とリフレッシュ効果のある、あの精油です。ペパーミントは冷却作用に優れ、局所的な鎮痛作用にも優れています。腰痛と聞くと温めたくなりますが、ぎっくり腰や打撲、捻挫など、急性の症状は、まず冷やすのが鉄則とされています。数日たって症状が落ち着いてきたら、温めると良いでしょう。(後述しますが、慢性の腰痛は温めます)。

 ペパーミントと一緒にブレンドしたのは、バーチという湿布薬の香りがする精油。同じ香りがするということは、同じ成分が入っている、つまり同じ効能があると考えていただくと分かりやすいと思います。この精油は上級者向けなので、お使いになる際は専門家にご相談ください。それらをホホバオイルで希釈して、息子の腰に塗っていました。

慢性的な痛みは温める

 慢性の腰痛や肩凝りには、温める性質のある精油を選びましょう。おすすめは、ブラックペッパー。もちろん、今まで何度もお伝えしてきた、マージョラムスイートやローズマリーなど、加温作用のある精油を選ぶのも良いでしょう。

 これらの精油を入れたアロマバスで体を温めるのも効果がありますし、温湿布もおすすめです。また、これらの精油を植物油やワセリンと混ぜて2%に希釈し、肩や腰に塗るのも効果的です。特にブラックペッパーは、痛みを抑える鎮痛作用もあるので、ぜひ使える精油のレパートリーに加えてください。

眼精疲労と肩凝り

 そして、ひょっとすると、あなたのその肩凝り、原因は目かもしれませんよ。肩凝りと眼精疲労は相関関係にあり、眼精疲労が和らぐと肩凝りが楽になり、逆に肩凝りが和らぐと眼精疲労が楽になることがあります。日夜、パソコンやスマホに触れている私たちは、どうしても眼精疲労を起こしがち。そんな時は、目のかゆみの対処法でご紹介した、ラベンダーやローマンカモミールを使ったアイパックがおすすめです。詳しくは856号をご覧ください。ただし、今回は温めてお使いください。

 また、市販のアイピローを使うのも良いでしょう。肌に触れない部分に、ラベンダーの精油を少し垂らすと、さらに効果がアップします。

 いつも頑張ってくれている体も、香りでメンテナンスしてあげましょう!

桜本リエコさん

LOHASコーディネーター、ARC認定アロマセラピスト。プライベートシェフとしても活動。www.yuruloha.com

今週の精油

ブラックペッパー(Black pepper)

【学名】Pipernigrum【科名】コショウ科【抽出方法】水蒸気蒸留法【産地】インド、マダガスカル【ノート】トップ~ミドル【香りの系統】スパイス系【香りの強さ】強 【効能】スパイシーさの中にレモンに似た香りがあり、最後にコショウ独特の香りが立ち上がる。循環を促進し、体を温める作用や、局所的な鎮痛効果にも優れている。温めると痛みが和らぐ、肩凝り、腰痛、リウマチ、関節痛などの症状緩和に力を発揮する。

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