2016/05/27発行 ジャピオン866号掲載記事

幸せ香りライフ

今月のテーマ

精神の疲れを癒やす
④アロマで集中力強化

 「やらなきゃいけないのは分かっているのだけれど、どうしてもやる気が湧いてこない…」という経験はありませんか?

 これは五月病のシグナルの一つでもありますが、五月病にかかわらず、どうも集中できないということはあります。そんな時は、以前、ご紹介したように、柑橘(かんきつ)系やミント系のリフレッシュ効果のある香りを上手に使うことをおすすめします。レモンの香りを部屋に漂わせただけで、タイピストのタイピングミスが減少したというリサーチ結果もあります。

 また、サイプレスやジュニパーベリーのような、爽やかな樹木系の香りもおすすめです。これらの精油は血液循環を促すので、体の隅々まで血液がめぐり、気力を高めてくれる効果があります。

 他にも集中力といえば、ローズマリーシネオールやユーカリの香り。これらの精油は脳への血流を増し、頭脳を明晰(めいせき)にする働きがあります。

 これらの香りをブレンドして、爽やかでリフレッシュ効果のあるエアーフレッシュナーを作って、部屋に香りを漂わせれば、やる気がアップします。

頭スッキリジェル

 頭がスーッと爽快になるジェルを、集中力が必要な時や、やる気が湧かない時に、こめかみや耳の後ろに塗るのも効果的です。簡単に作れるのでぜひ取り入れてください。

【材料】
アロエベラジェル大さじ3(約45ミリリットル)、ペパーミント精油3滴、ローズマリーシネオール精油3滴、サイプレス2滴

 これらを混ぜ合わせるだけで、頭がスッキリするジェルが出来上がります。集中できない時や、やる気が出ない時にお試しください。試験前の学生さんにもおすすめです。

香りでアンカーリング

 香りとは不思議なもので、ふと嗅いだ香りで記憶がフラッシュバックすることがあります。効能とは別に、そんな香りの力を応用してやる気を高める方法もあります。香りでその時の精神状態を思い出させるという方法です。

 例えば、受験生の場合、普段勉強する時に好きな香りを部屋に漂わせておけば、実際の試験の時も、その香りを嗅ぐだけで、いつもの集中力を発揮することができます。反対に過度に緊張しがちな人は、アロマバスや就寝時の香りを嗅ぐことによって、自然とリラックスできるようになることもあります。

 香りには、その時の状態を一緒に記憶しておく力があり、アンカーリングと呼ばれています。これを上手に利用すれば、集中したいときや、リラックスしたいときに、特定の香りを嗅ぐだけで効果を得られます。

桜本リエコさん

LOHASコーディネーター、ARC認定アロマセラピスト。プライベートシェフとしても活動。www.yuruloha.com

今週の精油

サイプレス(Cypress)

【学名】Cupressus sempervirens【科名】ヒノキ科【抽出方法】水蒸気蒸留法【産地】フランス、イタリア【ノート】トップ~ミドル【香りの系統】樹木系【香りの強さ】中 【効能】血液循環を促進する作用があるので、デトックスやむくみの改善によく使用される。鎮咳作用にも優れていることから、風邪の時、ユーカリとブレンドさせるのも良い。副交感神経を優位にしてくれながら、爽やかな香りでやる気を引き出してくれる。

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