2016/04/08発行 ジャピオン859号掲載記事

幸せ香りライフ

今月のテーマ

香りでデトックス
②体のクリーニング

 今回のテーマは体のスプリングクリーニング。春は寒い冬の間に蓄えてしまった脂肪や老廃物を排出するのに、ピッタリの季節なのです!デトックス効果により、痩せやすい体になり、肌もきれいになり、頑固なセルライトの除去にも効果があり、何より体の内側から健やかになります。ぜひ、精油を使ったデトックスで体をリセットしましょう。

デトックス方法

 デトックスとは体内の毒素を排出する事ですが、その排出経路は、呼気や皮膚、そして尿や便など。つまりデトックスで大切なのは、これらの排出経路の機能を高める事です。同時に肝臓や腎臓といった解毒器官の機能作用をサポートする精油や、血液をきれいにする精油を使う事も大切です。

 例えば、スイートマジョラムのように、発汗を促す精油が適しています。そのまま植物油で2%濃度に希釈し、全身に塗り込むだけでも良いのですが、マッサージやバスタイムに組み合わせると、相乗効果が期待できます。特にアロマバスは最高のデトックス法だと私は確信しています。アロマバスについては、今までも何度かご紹介してきていますが、デトックス以外にもリラックス効果や風邪の予防効果もあります。

 腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進させ、整腸作用や駆風作用(おなかのガス抜き)のあるスイートオレンジやフェンネルなどの精油も上手に使うと良いでしょう。これらの精油を使っておなかのマッサージをすることで、便秘を解消する効果が期待できます。

 このように、アロマバスやマッサージなどを組み合わせ、体内に精油成分を浸透させましょう。

ジュニパーベリー

 デトックス効果を高める働きを持つ精油といえばジュニパーベリーです。リンパの流れを良くし、利尿作用にも優れていているので、老廃物を尿と共に体外に排出してくれます。ジュニパーベリーを使用したアロマトリートメントを受けた後は、体のむくみがスッキリし、排出される尿の量に驚かされます。まさにデトックス精油の代表選手です。

 またフローラル系の香りであるゼラニウムにも、体内の循環を良くし、リンパの流れや利尿作用を促す効果があります。

 血液からきれいにするのであれば、レモンを代表とするかんきつ系の精油がよいでしょう。掃除のときにも威力を発揮する成分リモネン(前号参照)は、血液中のコレステロールを溶解したり、血液をきれいにする作用にも優れています。

 また、肝臓の機能をアップしたければローズマリーのベルべノンタイプがおすすめです。これらの精油をブレンドして上手に取り入れ、体の中からリセットしましょう!

桜本リエコさん

LOHASコーディネーター、ARC認定アロマセラピスト。プライベートシェフとしても活動。www.yuruloha.com

今週の精油

ジュニパーベリー(Juniper berry)

【学名】Juniperuscommunis【科名】ヒノキ科【抽出方法】水蒸気蒸留法【産地】イタリア、フランス【ノート】トップ【香りの系統】ウッディー系【香りの強さ】中 【効能】利尿作用に優れており、むくみの解消やデトックスに効果を発揮。膀胱(ぼうこう)炎の予防などにも効果がある。ただ利尿作用により尿量が増えることが逆効果になるので、腎臓透析をしている、腎臓疾患、尿道炎、膀胱炎のときは使用しないこと。

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