2016/03/18発行 ジャピオン856号掲載記事

幸せ香りライフ

今月のテーマ

花粉症のアロマケア
③目のかゆみにアイパック

 花粉症の症状がほとんどなくなった私ですが、それでも年に1、2日、目がかゆくなることがあります。そんな時もアロマがあるから大丈夫!

 目がかゆい時、冷水に浸して絞ったタオルでまぶたを冷やすと少し楽になります。実は、痛みとかゆみは、同じ神経で感知しており、その程度が強いと「痛み」に、軽いと「かゆみ」となります。従って、患部を冷やすことは、花粉症による目の痛みとかゆみ、両方に対して有効なのです。

 普通に冷やすだけでも応急処置になりますが、その際、タオルを浸す水に1、2滴精油を落としておくと、精油の効能で、さらに充血やかゆみが和らぎます。おすすめの精油はラベンダーやローマンカモミールなど、穏やかな精油です。目の周りの皮膚は薄くデリケートなので、刺激の強い精油の使用は避けましょう。また、目に精油成分が入らないようにまぶたをしっかり閉じてから載せてくださいね。この冷湿布は、充血やかゆみだけでなく、花粉症のせいで目の周りがカサついているような時にも有効です。
 
植物アレルギーに注意

 ここで気を付けていただきたい事があります。それは、何に対してアレルギー反応を起こすのかという事。日本人は、キク科の植物にアレルギー反応を起こす人が多いです。俗にいうブタクサアレルギーです。

 ローマンカモミールは、リンゴのような甘い香りでまぶたの冷湿布用におすすめの精油ですが、キク科の植物です。ですからキク科アレルギーのある方は、症状を悪化させてしまう可能性があるので、ご使用いただけません。

 インターネットや本からの情報で、カモミールがアレルギー症状の緩和に有効だと思い、お風呂に入れたら、体中に発疹が出てしまったという人もいます。人それぞれ体質が違いますので、心配な時は専門家にご相談ください。

おすすめ芳香蒸留水

 また、精油を採取する時の副産物である、水溶性の芳香蒸留水(ハイドロゾル)をコットンに浸してまぶたに載せ、アイパックをするのもいいでしょう。特にラベンダー、ローマンカモミール、ローズの芳香蒸留水がおすすめです。芳香蒸留水を使う場合も、キク科のアレルギーの方はカモミール水の使用をお控えください。ローズの芳香蒸留水は、ものもらいや結膜炎など、目の不調を改善するのによく使われ、花粉症による、かゆみや充血、目の周りのただれにも有効。疲れ目にもおすすめです!

 精油にしても、芳香蒸留水にしても、デリケートな部分に使用しますので、品質の高いものを選ぶようにしましょう。芳香蒸留水は「Hydrosol」と表記されたものを購入してください。

桜本リエコさん

LOHASコーディネーター、ARC認定アロマセラピスト。プライベートシェフとしても活動。www.yuruloha.com

今週の精油

ローマンカモミール (Camomile roman)

【学名】Anthemisnobilis【科名】キク科【抽出方法】水蒸気蒸留法【抽出部位】花【産地】フランス、イタリア【ノート】ミドル【香りの系統】フローラル系【香りの強さ】強 【効能】リンゴのように甘い香りで、心を鎮めて休ませ、安心させる力を持つ精油。またアレルギーによるかゆみなど、皮膚トラブルの緩和などにも力を発揮する。ただキク科の植物なので、アレルギーのある人は使用できない。

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