2016/03/04発行 ジャピオン854号掲載記事

幸せ香りライフ

今月のテーマ

花粉症のアロマケア
①ハーブティーの活用方法

 少しずつ春の訪れを感じるようになってきましたが、花粉症の方にとってはつらい季節の到来かもしれませんね。

 実は、私が本格的にアロマセラピーの勉強を始めるきっかけになったのは「花粉症」でした。小学校5年生ごろから、猫をはじめとする動物の毛、花粉、カビなど、さまざまなアレルギー物質に反応するようになりました。そして大人になってアレルギー検査をした時には、それはそれはひどい結果が出てしまいました。1年中、アレルギー薬が欠かせない生活でしたので、花粉症の方の気持ちはよく分かります。
 
アロマケアとの出合い

 そんな私に転機が訪れたのは、長男を妊娠したときのこと。妊娠中、薬を飲みたくなかったので、以前から趣味で使っていた精油(ティーツリーオイル)を、花粉症対策に活用。その結果、「スッキリ改善した!」とまではいきませんでしたが、かなり症状は緩和され、薬を一切飲むことなしに、花粉の季節を乗り切れるようになりました。

 それがきっかけで、アロマセラピーをしっかり勉強しようと思い、今に至っています。花粉症の季節が本格化する前に、実際に私が生活に取り入れ、効果のあった香りを使ったケアを、数回にわたってご紹介させていただきますね。

ハーブティーでケア

 まず、今すぐにでも始めていただきたいのは、ペパーミントティーです。清涼感のあるペパーミントティーはリフレッシュ効果や、消化を助けてくれる働きがあり、飲みやすいのが特徴です。しかも、精油とはちがい、作用も穏やかなため妊婦さんにも楽しんでいただけますし、精油には含まれない「ミントポリフェノール」という、抗アレルギー作用がある成分が入っています。この成分は水溶性なので、お茶にして飲んでいただかないと摂取できません。実際、毎朝ペパーミントティーを飲んだ人に、花粉症の症状や、粘膜の炎症の緩和が見られたというリサーチ結果も出ています。

 また、ネトルティーもおすすめです。ちょっとドクダミ茶にも似た味のネトルティーには、抗ヒスタミン(炎症を起こさせる物質「ヒスタミン」の作用を抑制する効果)やデトックス効果があり、花粉症がかなり改善されたという体験談も多く聞きます。

 私自身、どちらも愛飲して、その効果を感じています。ただし、ハーブティーは薬と違って即効性がないので、少なくとも1、2カ月は気長に飲んでいただきたいところです。したがって花粉症がひどくなる季節の1、2カ月前から飲み始めると効果的です。

 まずは日々の生活にハーブティーを取り入れ、今年は早めに花粉症対策を始めましょう!

桜本リエコさん

LOHASコーディネーター、ARC認定アロマセラピスト。プライベートシェフとしても活動。www.yuruloha.com

今週の精油

ペパーミント (Peppermint)

【学名】Mentha piperita【科名】シソ科【抽出方法】水蒸気蒸留法【抽出部位】花と葉【産地】アメリカ、フランス【ノート】トップ【香りの系統】ハーブ系【香りの強さ】強 【効能】心、体、精神に活力を与え、バランスを回復する作用がある。頭脳明晰(めいせき)作用や、消化器系の不調を癒やす効果、冷却効果と鎮痛効果で、ねんざなどの炎症を抑える働きもある。ただ高血圧やてんかんの人、乳幼児、妊婦は使用を避けること。

バックナンバー

NYジャピオン 1分動画


ただいま配布中発行

巻頭特集
人気が過熱するブルックリン区ウィリアムズバーグ...

   
Back Issue ~9/7/2018
Back Issue 9/14/2018~
利用規約に同意します
おすすめの今週末のイベント