2015/11/27発行 ジャピオン841号掲載記事

幸せ香りライフ

今月のテーマ

冬の風邪対策
③スパイスの香りで体を温めよう!

 寒い時期のお風呂は良いものですよね。ぜいたくを言えば、日本式のお風呂に肩まで漬かってゆっくりと温まりたいものですが、アメリカのバスタブでも十分。お風呂で体の芯まで温まるだけで免疫力はアップしますし、細菌やウイルスに対して抵抗力が増すと言われています。また湿気を吸い込むことで、気管の繊毛活動が活発になり菌やウイルスを排出しやすくなるそうです。気持ちよく漬かって、風邪を予防できるなんてうれしいですね。

アロマ精油入りアロマバス

 そんなお風呂の楽しみ方をグレードアップするのが入浴剤。温泉の素からバスソルトまで、さまざまな入浴剤があり、効能もさることながら、何よりその「香りの力」に癒やされます。香りが加わるだけでお風呂でのリラックス度がグンと増すから不思議です。
 こんな風にお風呂の楽しみは尽きないのですが、ぜひお試しいただきたいのは、精油を湯船に数滴(1~5滴)入れ、香りと効能を楽しむアロマバスです。

 以前の記事でご紹介した、ラベンダー、ティーツリーやユーカリラジアータはお試しいただきたい精油です。リラックスして免疫力をアップするならラベンダーですし、風邪の初期症状で鼻水やせき、喉の痛みなどがある場合は、ティーツリーやユーカリラジアータがお勧めです。

 それに加え、ぜひこの季節にお試しいただきたいのは、マージョラムスイートです。ティーツリーと少し似ていて、免疫力をアップしてくれる作用があると共に、体をじっくりと芯から温めてくれる精油です。従って、風邪のひき始め、風邪の予防でゆっくりと温まりたい時にはお勧めです。単体でお使いいただいても 良いのですが、ラベンダーと1対1(1滴ずつ、もしくは2滴ずつ)で入れていただくと、香りが非常に良くなり、心も体も芯からリラックスし、温まることができます。ただし、この精油は妊娠初期の方はご使用にならない方が良いのでご注意ください。

精油使用時の注意点

 妊娠初期の方はマージョラムスイートを使用する際、気を付けてくださいと申し上げましたが、他にもいくつかアロマバスに適さない精油があります。

 シナモン、クローブ、フェンネル、タイムの精油は皮膚への刺激が強過ぎるので、アロマバスでは使用は避けましょう。また、レモンなどのかんきつ系の精油も、人によっては刺激がある場合があります。気になる方は、植物油やミルク、塩、蜂蜜などに精油を入れ、希釈してからお風呂に入れていただくと、皮膚への刺激を和らげることができます。お好きな香りでしっかり温まって、風邪を予防しましょう!

桜本リエコさん

LOHASコーディネーター、ARC認定アロマセラピスト。プライベートシェフとしても活動。www.yuruloha.com

今週の精油

マージョラムスイート (Marjoram sweet)

【学名】Origanummajorana【科名】シソ科【抽出方法】水蒸気蒸留法【産地】フランス、チュニジア【ノート】ミドル【香りの系統】ハーブ系【香りの強さ】強【効能】免疫強壮、加温、疲労回復、血液循環増、抗炎症、通経作用など 【ワンポイント】体を温める性質に加え、自律神経のバランスを取ってくれ、婦人科系の諸問題にも対応する精油。ただし、通経作用があるので、妊娠初期は使用を控えた方が良い

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