2015/11/20発行 ジャピオン840号掲載記事

幸せ香りライフ

今月のテーマ

冬の風邪対策
③スパイスの香りで体を温めよう!

 いよいよ、本格的にホリデーシーズン到来ですね。この時期の風物詩と言えば、ホットアップルサイダー。アメリカに来た当初は、「ジュースを温めて飲むの?」と驚きましたが、一度飲んだらすっかりとりこになってしまい、今では寒い日のお供となっています。

 そんなホットアップルサイダーに欠かせないものと言えば、シナモンの香り。シナモンスティックが1本入るだけで、「ホッコリ感」がグーンと高まるような気がしませんか?それもそのはず、シナモンの甘い香りには血液循環を促し、肩凝りや冷え性を改善してくれる効能があるのです。風邪の時や、風邪予防にもピッタリです。

 こういう自然の英知を先人たちは巧みに生活に取り入れていたんですね。

マリングスパイス

 シナモン以外にも、「マリングスパイス(Mulling Spice)」と呼ばれる、スパイスミックスをホットアップルサイダーに入れることがあります。このマリングスパイスは、家庭によってレシピが違いますが、基本的にはシナモン、クローブ、オールスパイス、乾燥させたオレンジの皮などをブレンドしたものです。

 どれも体を温める効能があるものばかり。他にもナツメグやスターアニスをブレンドする人もいますが、私のおすすめは、スパイスの香りに不慣れな日本人にもなじみやすい、こちらのブレンドです。

 オールスパイス小さじ1/2、クローブ小さじ1、シナモンスティック1本、オレンジの皮を乾燥させたもの1/4個分

 スパイスはパウダーではなく、原型(ホール)のものを使います。たくさん作れば、すてきなプレゼントにもなります。

ホットドリンク

 このオリジナルのマリングスパイスミックスを使って体の芯から温まるホットドリンクをいろいろと作ってみましょう!

 手始めにスパイス・ホットアップルサイダーから。アップルサイダー8カップに上記のマリングスパイスを加え、弱火で10分ほど温めれば出来上がりです。

 アップルサイダーを赤ワインに変えると、この季節にピッタリのホットワインになります。お好みでフレッシュオレンジやリンゴのスライスを少し入れると、さらに飲みやすく、おいしくなりますよ。

 そして、私の一番のお勧めは、ほうじ茶とのブレンドです。急須にほうじ茶小さじ2杯と上記のマリングスパイスを小さじ1杯入れてお湯を注ぐと、体の中からホカホカするブレンドティーの出来上がり。「ほうじ茶にスパイス?」と思われるかもしれませんが、とても合うのでぜひお試しください。もちろん、紅茶との相性もバッチリです!

桜本リエコさん

LOHASコーディネーター、ARC認定アロマセラピスト。プライベートシェフとしても活動。www.yuruloha.com

今週の精油

シナモンリーフ (Cinnamomum leaf)

【学名】Cinnamomum zeylanicum【科名】クスノキ科【抽出方法】水蒸気蒸留法【抽出部位】葉【産地】スリランカ、インドなど【ノート】ベース【香りの系統】樹木系【香りの強さ】強 【効能】抗菌、抗真菌、抗炎症、加温作用 【ワンポイント】シナモンリーフオイルは皮膚への刺激が強いため、マッサージでの使用は控えて、芳香浴のみでの使用にとどめること。ちなみに、料理には樹皮から採取するシナモンバークオイルが用いられる

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