2015/11/13発行 ジャピオン839号掲載記事

幸せ香りライフ

今月のテーマ

冬の風邪対策
②風邪のアロマケア

 周りから「風邪でダウンした」という声が聞こえてくるこの季節。今回は、風邪の季節をアロマセラピーで上手に乗り切る方法をご紹介します。

 でもその前に、私がいつも口を酸っぱくして受講者にお伝えしている、「アロマセラピストは医者ではない!」という事をご理解ください。精油(エッセンシャルオイル)やハーブには薬効成分が含まれているので、特定の症状を緩和するのに力を発揮してくれますが、症状が重い時は必ず医療機関にご相談ください。

風邪に効く精油

 風邪には、喉の痛み、せき、たん、鼻水や鼻詰まりといった症状がつきものですね。このような症状は体が細菌やウイルスと闘っていることの現れです。ですから、その治癒力を補完するような働きのある精油を選ぶと良いでしょう。

 この条件にピッタリ合う精油は、「ユーカリラジアーター」です。炎症を抑え、たんの排出を促す特徴があるので、風邪の不快な諸症状を緩和するのにとても役立ちます。それ故、ユーカリは「気管支、肺の洗浄剤」とも呼ばれています。

 ただ、気を付けていただきたいのは、一般に「ユーカリ」といわれる精油は何種類もあります。お子さまから年配の方まで、幅広く安心して使っていただくには、ユーカリラジアーターという品種から抽出した精油をご使用ください。

ユーカリの使い方

 では、具体的な使い方をご紹介します。簡単なものとしては、お湯を張ったマグカップにユーカリラジアーターの精油を2滴垂らし、その湯気を吸入する方法です。この時、鼻や気管支などに香り成分が通過するのをイメージをしながら、深呼吸をしていただくと、やりやすいと思います。

 就寝時に、ティッシュにユーカリラジアーターの精油を数滴垂らし、枕元に置いておくのもよいでしょう。香りが呼吸を楽にしてくれます。

 そして、鼻水、鼻詰まり、せき、たんなど、風邪の諸症状に対応する「風邪用の万能軟こう」もおすすめです。鼻の入り口や小鼻のあたりに塗ると鼻水、鼻詰まりが楽になりますし、せきやたんがひどい時には、喉や胸、上背部に塗りこむと呼吸が楽になります。耳下腺に塗るのも効果的です。

【つくり方】
 ワセリン(大さじ2)、ティーツリー(2滴)、ユーカリラジアーターの精油(3滴)、ペパーミントの精油(1滴)をよく混ぜ合わせるだけです。ただし、6歳以下の子供、妊婦やてんかんの発作のある方はペパーミントの使用を避け、代わりにティーツリーオイルを1滴増やしてください。

 香りのパワーを上手に使い、風邪を吹き飛ばしてくださいね。

桜本リエコさん

LOHASコーディネーター、ARC認定アロマセラピスト。プライベートシェフとしても活動。www.yuruloha.com

今週の精油

ユーカリラジアーター (Eucalyptus radiate)

【学名】Eucalyptus radiata【科名】フトモモ科【抽出方法】水蒸気蒸留法【抽出部位】葉【産地】オーストラリア【ノート】トップ【香りの系統】樹木系【香りの強さ】強 【効能】抗炎症、去たん、うっ血除去、鎮咳(ちんがい)、抗菌、抗ウィルス、強壮など 【ワンポイント】風邪やアレルギーによる気管支系の不調に効果がある。ただし、刺激の強い香り成分が含まれるため、ぜんそくの人は使用にあたり注意が必要

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