
今回は、ビンテージショップ「rabbits」のオーナー/バイヤー、くのさをりさんと、ビンテージファッションのトレンドに迫りました!
――この仕事に就いたきっかけは?
子どものころ、母がベリーショートでミニスカートをはいていなかったら、服飾関係の仕事には就いていなかったと思います。いつも奇抜で流行最先端の格好をしていた母の影響もあり、小さいころからファッション関係の仕事をする、と決めていたんです。1980年代はファッション・デザイナーとして、映画『プリティ・ウーマン』に出てくるジュリア・ロバーツのような、イケイケの服を作っていました。バブル絶頂期は「おしゃれな服を着て、ヒップな場所へ行き、高級ブランドの時計をしていないと人間じゃない」というような世界で、それが嫌になって仕事を辞めたんです。92年に子どものころから行きたかったニューヨークへ移り、ファッション界にはもうオーバードーズだったので、イラストレーターやクリーニングレディーをしていました。掃除をしに行った家で、「あなたの服がステキだから、パーソナルショッパーとして買い物につき合って」と頼まれたこともありましたね。バイヤーの仕事は元々好きだったので、たまたまこの物件を見かけて、ショップを開店するに至りました。
――どんなアイテムがありますか?
デザイナーものから無名ブランドものまで、今のトレンドとコネクトしている商品を置いています。フランス、イタリア、ベルギー、ハンガリー、アメリカ南部などに買いつけに行きますが、実はニューヨーク市内でも、良いものはたくさん見つかるんですよ。
――この秋のトレンドは?
ボディーコンシャスな90年代ファッションがブームです。全部90年代ファッションで統一するより、「TOPSHOP」などでピタピタの90年代風の新品ドレスを買い、小物をビンテージショップのものでミックスするとかわいいと思います。たとえば90年代の大きめのバッグとか。または50年代の小さめクラッチバッグやケリーバッグのようなものと合わせて、小物の時代をずらすのも良いと思います。
――さをりさんの美容法は?
「CHANEL」のアンチエイジング・クリーム「SUBLIMAGE」は、使い始めてから肌のハリが違うのでおすすめ。大枚はたいて買っただけの効果はあります。また、化粧品と洋服はその年の流行ものを必ず買います。それが老けない秘訣です(笑)!