
今週は、ウィリアムズバーグのブティック「PEACHFROG」の共同オーナー、ハワード・ブルムバーグさんにインタビューです。
――この仕事を始めたきっかけは?
大学卒業後、自動車部品を扱う会社に勤めました。そのころ、マドンナが『Like A Virgin』でブレイクしたのですが、妹が「兄さん、マドンナがつけてるブレスレットって、倉庫にある物と同じじゃない?」と言うので見てみると、ブレスレットは車の部品として使われるガスケットだったのです。即、大量に仕入れて売り歩いたら、飛ぶように売れました。これがファッションに転向するきっかけだったでしょうか。その後20年間、閉店したブティックやデパートなどの商品を引き取って後始末をする清算人のビジネスをしていて、「PEACHFROG」でもこうして入手した商品を出しています。だから「Von Dutch」「Miss Sixty」「Betsey Johnson」「alice + olivia」などの商品が、市価の70〜90%オフで販売できるんですね。お店ではカジュアルブランド、特にジーンズに力を入れています。
――どうしてウィリアムズバーグに?
この店の共同オーナーであり、私の大親友でもあるウィリアム・ノートンは、ウィリアムズバーグに20年以上住んでいるアーティストで、このエリアの変化を肌で感じてきた一人なんです。若くてファッションに敏感な客層を狙って、昨年11月、ここに出店しました。
――ご自身では、どんなブランドが好きですか?
「Giorgio Armani」と「Jil Sander」。サイズが自分の体にぴったり合って、着心地が良いからです。他には、「Yohji Yamamoto」、「COMME des GARÇONS」、「ISSEY MIYAKE」、「Michael Kors」のコレクションも好きです。でも専ら、店の商品の中からお気に入りを探して着ています。今着ているこのTシャツは、「Von Dutch」のもの。ソーホーのお店が閉店した時の商品が、そっくり入荷したんです。
――ほかに何か、おしゃれのこだわりはありますか?
毎朝、「Wahl」のコードレストリマーで、ひげの手入れをしています。「Braun」からも高性能のトリマーが出ていますが、幅が広すぎて合いませんでした。ひげの濃い人には、「Wahl」が向いていますよ。アフターシェーブ・ローションは、「Gucci」の「Envy After Shave Lotion」。以前買い取った商品の中にあって、それ以来、気に入ってずっと使っています。