
今回は、ジュエリー・デザイナーのアヤカ・ニシさんにお話を聞きました。
――ジュエリー・デザイナーになったきっかけを教えてください。
母が大学の入学祝いに、「自分でデザインしたら、友達のジュエリー作家に頼んで作ってあげるよ」と、「ジュエリーをデザインすること」をプレゼントしてくれたのがきっかけです。その時初めてデザインしたのですが、とても楽しくて、できたジュエリーを見たら感動して。大学では美学・美術史専攻だったのですが、在学中にジュエリーの専門学校に通い始めました。卒業後はグラフィック・デザイナーとして5年間働き、その間もジュエリー制作は続けていたのですが、やはり海外でより高度な技術を学びたいと思い、来米しました。当初は、その後イタリアに留学する予定だったのですが、ニューヨークが大好きになり、FITでジュエリー・デザインを勉強して、今に至ります。坂本龍一が好きなので、もともとニューヨークは高校時代からの憧れの地だったんです。
――どんな作品を作っていますか?
クモの巣、ハチの巣や魚のうろこ、お花など、すべて自然をモチーフにハンドメイドで制作しています。また海で拾ってきた石など、素材も天然のものを中心に使っています。波で削られ磨かれた石は、とてもユニークな形をしているんですよ。
――デザインはどんな時に思い浮かぶのでしょう?
「たまたま」インスパイアされることが多いですね。例えば、メトロポリタン美術館で、たまたま西洋の鎧のコーナーに立ち寄ったら、甲冑が魚のうろこのように見えてきて、うろこのシリーズが生まれました。
――おすすめのジェエリーお手入れ法を教えてください。
シルバーのジュエリーを歯磨き粉で磨くと、少し研磨剤が入っているのでキレイになりますよ。また酸化して汚れがひどい場合や、石が取れてしまった時などは、ダイヤモンド・ディストリクトのジュエリー屋さんに行くと良いのでは?低価格で色々なサービスをしてくれるので、おすすめです。
――将来の夢は?
現在はニューヨーク市内のショップ4店で作品を販売していますが、年内に5店舗に増やしたいです。将来はジュエリーを作りながら、ニューヨークと日本、もう一つどこか自然がいっぱいあるところを、行ったり来たりする生活がしてみたいですね。