
今回は、『Image Resource Center of NY』の設立者でイメージ・コンサルタントの、ドミニク・イズベックさんに突撃インタビューです。
――この仕事に就いたきっかけは?
私は大学で写真を専攻していたのですが、暗室で写真を現像中に自分が寂しくなること、色が与える心理的要因に気付いたんです。色彩分析の勉強をして、新しい色の洋服を着ることで人はポジティブになれるということが分かり、イメージ・コンサルティングに興味を持って、カリフォルニアの学校でトレーニングを受けました。その後コンサルタントとして28年働き、今年の6月に 『Image Resource Center of NY』を設立しました。
――センターでは、どんなことをするのですか?
主にビジネスシーンで、どんな洋服を着ればどんな印象になるかといったことを考え、カラーチャートや写真を一緒に見ながら、色・ライン・素材に着目しつつ、似合う服をアドバイスします。例えば「自分を強く、自信があるように見せたい」という人には、明るい強めの色合いでシンプルな柄の服、「穏やかな印象にしたい」という人にはソフトな色の洋服をすすめます。また一緒にお店に行き、購入する服をアドバイスすることもあります。その人の個性を引き出し、理想の自分に近付くための手助けですね。クライアントでは、転職する時の面接前に来る人などが多いです。
――アメリカでは、イメージ・コンサルティングという分野が日本より進んでいるように思えますが?
すべてにおいて競争率が高いアメリカ社会では、特に重要視されています。最近では経済状況が悪化しているので、長く会社にいる人が若い世代に仕事を取られないか、不安になりがちです。そうならないためには、自分のイメージアップを図って自信を付けることが大切なんですね。
――最近のイメージ界のトレンドは?>
ビジネスシーンでも、カジュアル化が流行しています。オフィス内で誰がボスなのか、服装では分からないこともありますよね。もしあなたがボスなら、紺や黒などのダークな色合いで、滑らかな素材のストレート・ラインの服を着ると効果的ですよ。
――これからの目標は?
センターのブランチを世界中に広めていきたいです。また不況の中、「職を失うのでは」と思っている人たちの恐れを、コンサルティングにより軽減する助けができればと思っています。