
今週は、『Louis Licari』のカラーリスト、池田瞳さんに突撃インタビューです。
――この仕事に就いたきっかけは?
新潟の実家が美容院で、日本で美容師免許を取得して働いていたのですが、そのまま親と同じ職業に就くというのに抵抗があったんです。何をしたいか探す目的もあってニューヨークの大学に留学したのですが、やっぱり、人をキレイに元気にしてあげられる美容をやろうと。
カットの技術は日本人が上だけど、カラーの技術はまだまだ。まず、カラーリストという職業自体が確立していない。一流のカラーリストになるには、ここで勉強するしかない!と思いました。日本とは異なり、ここには様々な人種がいて、髪の色、質、肌や瞳の色がある。その人がいちばんナチュラルに魅力的に見える色を見つけて、自由自在に染めてあげるのが、カラーリストです。
――「King of Colorist」と呼ばれるルイス・リカーリのサロンでカラーリストになるには、相当なトレーニングが必要だと聞きますが。
ここでは、3〜5年のトレーニング期間を経て、1日6人ずつ、4日間で24人の髪を染める試験に合格して初めて、一人前のカラーリストとして認められます。20人弱のアシスタントがいて、1年に一人合格するかしないか、という難関です。かなりハードなので、ドロップアウトしていく人が多い。私は、技術はともかく、言葉の問題がありましたね。「カウンセリング8割、技術2割」と言うくらい、顧客に出来上がりのイメージを正確に感じ取ってもらうことが大切なんです。だからコミュニケーション力がすごく求められる。そして色を見る目、感覚、集中力、記憶力。今は顧客の髪を見た瞬間に、どのフォーミュラー(薬剤)が、どのくらいって、すぐ頭に浮かんできます。
――髪もさらさら、お肌もつやつやですが、秘訣は?
何もしていない。自然体です(笑)。でも最近のお気に入りは、MILBONのNigelle LXのシャンプーとトリートメント。毛穴をキレイにしてくれるから、髪にハリとツヤ、ボリュームも出ます。
――とても働きやすいサロンだそうですね。
ルイスの人柄もあると思いますが、日本人って真面目だし、優秀じゃないですか。この業界で大切にしてもらえるのは、先輩たちが築いて来た信用のおかげだと思います。だから、とても感謝しています。