
今週は、フォート・リーのヘアサロン、『Tosh』のヘアスタイリスト、ケンタロウさんに突撃インタビューです。
――この仕事に就いたきっかけを教えてください。
高校時代から音楽をやっていて、自分で曲を作ったりしていたので、何かモノ作りにかかわることがしたかったんです。就職活動や受験勉強もせずにバンド活動に明け暮れていたら、親に泣きつかれた(笑)。専門学校なら行ってもいいかなと思って、写真の学校か美容師の学校かと考えた時、1週間休みが多かったのが、美容師専門学校。動機が不純なんです。日本では、バンド活動のかたわら下北沢や吉祥寺、新宿のサロンで働いていました。
――ニューヨークへ来たのも音楽が動機ですか?
そうですね。知人の紹介があった時に、アメリカで音楽をやってみるのもおもしろいかなと。僕の音楽は破壊的というか、実験的音楽というか、いちばん近いところでオルタナティブ系といった感じ。今はアメリカ人二人と「ifwhen」というバンド名で、定期的にライブ活動をしています。担当はベースです。
――おすすめのヘアケアを教えてください。
バランスの良い食事を取る、毛先に潤いを与えてあげる、頭皮を清潔に保つ、です。天然の油分が行きわたるのは、地肌から10センチまで。それから先は外から油分を与えてあげるしかない。僕のおすすめは、リーブイン・コンディショナーです。洗髪→タオルドライした後に使います。特にシリコン入りがおすすめ。キューティクルを整え、潤いを逃がしません。また、ヘアマニキュアも効果的です。トリートメントしながら色も選べ、ツヤも出ます。それから、ブローよりドライが大切。髪の根元をしっかりと、下から上に毛の流れに逆らって乾かすと、根元が立ち上がって、毛先が自然におさまります。髪の根元を指の腹でマッサージしながら、ドライヤーを当てるといいですよ。
――最後に、ここで暮してみて感じることがあれば教えてください。
僕は元来、ネガティブ思考。でもアメリカに来て、言葉が分からない分、いろんなことを注意深く観察するようになりましたね。いろんな人がいて、考え方があるのに「自分とは違う」と否定してしまったら、そこで終わり。だから、まず受け入れてみる。そうすると、意外なところに発見や感動がある。それで、前向きになれるんです。