
今回はフリーランスのネイルアーティスト、クミさんに突撃インタビューです。
――この仕事についたいきさつを教えてください。
子供の頃から、自分で工夫をしておしゃれを楽しんでいました。小学生の時は三つ編みをアップにしてお団子のように結った、みんながしていないような髪型をしたり、フリフリのブラウスを着たりと奇抜なファッションで学校に行っていましたね。中学生の頃からメイクアップアーティストを目指していて、高校卒業後にメイクの学校へ行き、美容師免許を持っていた方が仕事の幅が広がると思って、美容学校でも勉強したんです。その後雑誌の撮影の仕事をしていた時に、「もっと外国人モデルとコミュニケーションができたらな」と思って、英語を勉強するためにニューヨークに来ました。そしてヘアサロン勤務を経て、当時もそこで行っていたネイルアートの道に入りました。美容業界歴は、トータル20年以上になりますね。
――クミさんのネイルアートについて教えてください。
私は主に『ibd』というブランドのプロダクトを使って、ジェルネイルを作っています。ジェルは紫外線を当てることによって固まる合成樹脂でできていて、これをマニキュアのように爪に塗り、UVライトを使って固めます。お客様の要望や爪のタイプによって、様々なアプローチで制作しますが、ビーズを使ったり、アクリル絵の具で彩色したりすることもありますね。日本人の爪は柔らかいタイプが多いですが、ジェルネイルをすることにより爪を長く伸ばしたり、丈夫にしたりすることが可能です。一度施術すると、3〜4週間くらい持ちます。
――自分自身、爪のお手入れで気をつけていることは?
水仕事の後は、必ずタオルドライをします。髪の毛、爪、皮膚はタンパク質なので、水につけることによって柔らかくなり、傷つきやすくなるんです。爪の間の雑菌繁殖も防ぐためにも、しっかりと乾かします。それからキューティクルが乾燥しないよう、クリームで油分を補います。また洗剤はタンパク質を溶かす成分なので、お皿を洗う時には手袋が必需品ですね。
――これからの夢は?
トレンドをただ追いかけるよりも、あくまでお客様のニーズに応えながら、私自身も楽しみつつ、ニューヨークの女性達に日本のネイルアートを提供していきたいです。