
今回は明るい笑顔が印象的で、一児の母でもあるジュエリーデザイナーのひろよさん。ときめきのウエディング・ジュエリーにまつわるお話を聞きました。
――この世界に入ったきっかけは?
私はニューヨークで、長い間会社勤めをしていました。その間も「自分の手で作ったもので生活したいな」と思っていて、ジュエリーの学校に通い始めました。その後も仕事を続けながら土日で作品を作り、置いてもらえる場所を探すという生活をしていましたが、同じくジュエリーデザイナーの主人と出会い、一緒に5年前にウィリアムズバーグで『Studio 174』を立ち上げ、ジュエリーのコンサルティング販売をするようになりました。
――どのようなラインが人気ですか?
ウエディング・ジュエリーが人気です。『Studio 174』は主人ともう一人、キャロラインというデザイナーの3人で共同経営していて、三人三様の作風なので、誰のデザインがそのお客さんにふさわしいか、相談しながら決めることもあります。昨年はニューヨーク・マガジンで「The Best of Wedding Band & Engage Ring」に選ばれました。また、ここではジュエリー教室も開いています。
――ウエディング・ジュエリー界には、今どんな流行がありますか?
アメリカに限って言えば、ダイヤのサイズがどんどん大きくなる傾向にある気がしますね。あと環境や国際関係について意識の高いアーティストが多い街、ウィリアムズバーグだからかもしれませんが、カナダ産、アメリカ産のフェアトレードのダイヤモンド、ゴールドなどを使うという流れも、大きくなりつつあります。また伝統ある石で作って欲しいという方もよくいて、ユダヤ人の方がホロコースト時代からのものを持ってこられた時には、保管に神経を使いましたね。
――制作時に気をつけていることは?
いっぱい幸せをこめるようにしています。そして、子供が生まれてからは毎日がそうですが、自分自身も「幸せでいること」が大事なんですね。また年齢を問わず、つける人の指や首がきれいに見え、その人らしさを引き立ててあげられるものを作れれば、と思っています。
――自分のジュエリーを、どんな女性に身につけて欲しいですか?
シンプル&エレガントがテーマなので、キャリア志向の女性のお客さんが多いんです。インディペンデントで「自身」を持った女性に「自信」を持ってつけていただきたいですね。