
今週は、ユニオンスクエアでアーユルベーダのエステ教室を開講しているひとみさんに、奥深い美のフィロソフィーをレクチャーしてもらいました。
──アーユルベーダに出会ったきっかけは何ですか?
以前旅行会社に勤めていた頃、9・11の事件に遭遇しました。直接あの惨劇を目撃しながら、お客さんを連れて逃げるというショックな体験をし、その後会社は倒産…。そんな日々にヨガでも始めようかと思って訪れた教室の隣で、私の師であるドクター・ナイナがアーユルベーダのクラスをやっていたんです。今思うと導かれていたのかな? と思いますね。
──アーユルべーダとはどんなもので、クラスではどういった技術を学べるのですか?
アーユルベーダとはサンスクリット語で「生命の知恵」という意味です。インドの伝承医学に基づき、病気を「予防」し、体をメンテナンスすることで、心と体と魂の三つに働きかけ、健康になるという考え方です。そのフィロソフィーに基づき、シロダーラという第三チャクラ(目)があるという眉間の部分にオイルを垂らし、アビヤンカと呼ばれるオイルマッサージを施しながら、内面にも「究極の静寂」を与えていくエステ技術が学べます。
ニューヨーク指定校ですので、終了後はエステ・ライセンスがとれるプログラムもありますし、またアーユルベーダの基本となる栄養学を集中的に受ける週末コースもあります。
──他のエステ法と違う点はどこですか?
体質判断から始めて、マッサージもタッチの方法からして個人で違うところですね。アーユルベーダでは人を肌の色、体型、脈拍などから火、水、風タイプに分け、メンタリティーの部分から解決していきます。心の問題を取り除かないと外面を繕っても本当の美ではないですよね?ただ私はニューヨークという都会に生活しているので、追求しすぎて宗教的に偏るのではなく、都会生活者のフィルターも通した方法でレクチャーしていきたいと思っています。
──アーユルベーダを日常に取り入れ、キレイになる方法は?
呼吸法ですね。イライラしていると呼吸が短くなりがちなんですが一日に一回でも深呼吸をするのをおすすめします。ネガティブなものを吐き出すようにして、キレイな空気をとりこむようにしてください。